所得税の還付手続き
所得税と住民税は、給料から天引きされている。
所得税は、源泉徴収税額表に基づいて天引きされるが、源泉徴収された税額の合計と、本来の年間給与総額に対する年税額とは、一致しない。
この不一致を、1年に1度精算するシステムが、年末調整。
年末調整で、納めすぎた税金が戻ってくるという仕組みになっている。
会社を辞めてしまうと、会社は退職者の年末調整は行わないので、次のいずれかの方法で所得税の還付を受けることになる。
1 退職した年内に再就職した場合
再就職先の会社に、退職した会社からもらった源泉徴収票を提出すれば、再就職先の会社が年末調整をしてくれる。
その際に、生命保険、損害保険、住宅ローンなどなど、所得税の控除対象になる支出があれば、その控除証明書や領収書もいっしょに提出すれば、控除が受けられる。
2 退職した年内に再就職しなかった場合
自分で確定申告の手続きをする。
自分の住所を管轄する税務署で申告書をもらい、必要事項を記入して提出する。
申告書には、退職した会社からもらった源泉徴収票を添付しなければならない。
また、年末調整と同じように、控除対象の支出があれば控除証明書や領収書も添付すれば控除を受けることができる。
書類作成なので、めんどくさいというイメージがあるかもしれないが、比較的簡単に作成できる。
確定申告の時期は、2月16日から3月15日までの1ヶ月間。
期間中は、税務署には確定申告のための相談コーナーが設けられているので、不明点は税務署まで問い合わせをすれば大丈夫。
確定申告をしなければ、所得税を余分に取られていることになるので、手続きはきちんとして税金を取り戻そう。
